11月22日(土)〜24日(月・祝)に東京海洋大学
で開催された「第7回キネシオテーピング療法
学会」に参加してきました。
 
会長セミナー 第7回KT療法学会資料(セミナー)
 
リック・グリフィン リック・グリフィン&高倉先生
 
22日(土)は、午前中にキネシオテーピング協会
の加瀬会長による「スポーツ現場での痛みを
すぐ取る方法」という講演が行なわれ、
午後からメジャーリーグ シアトルマリナーズ
のヘッドトレーナーを30年以上務めている
リック・グリフィン氏と前年同チームで
メディカルトレーナーを務めた高倉昌宏氏
による「スポーツ現場で起こる怪我の統計から
見る治療法(上肢・下肢編)」という講演が
ありました。
 
午前中の講演では、“皮膚”に対するやさしい
刺激のテーピングがいかにして、痛みに効果が
あるかという話やソチ冬季オリンピックで
各国の選手に行なった治療の話など、
午後の講演では、メジャーリーガーの怪我や
リハビリに対して、キネシオテーピングが
どのように使われ、どのような効果を
上げているかなど普段なかなか聞くことが
できない貴重な話が聴けました。
 
第7回KT療法学会 第7回KT療法学会資料
 
23日(日)と24日(月・祝)は、大学教授や
専門学校の先生、カイロプラクター、
鍼灸師、柔道整復師、理学療法士、
スポーツトレーナーなどによる
キネシオテーピング療法の臨床報告や
心電図、超音波画像診断器、サーモグラフィー
などを用いた研究発表が行なわれました。
 
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その中で私自身も、今回初めて
「カイロプラクティックとキネシオテーピング
療法による姿勢の変化」を臨床報告として発表
するという大変貴重な体験をさせていただき、
とても勉強になりました。
 
 
キネシオテーピング療法には多種多様な職業の
先生方が関わっているおかげで、それぞれの
専門知識を活かしたキネシオテーピング療法を
肌で感じることができ、発表されたさまざまな
データや経験を、このような機会にたくさんの
人たちと共有できることこそが、
今後のキネシオテーピング療法のさらなる発展
につながると感じ、多くの事を学ぶことが
できました。
 
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↑キネシオテーピング協会 加瀬会長と