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2日以上排便がない、または便意はあっても便が出ない、
出ても少量という状態なら便秘です。
ほとんどの場合、お腹が張るなどの不快感を伴います。
腸が腸内のものを押し出そうとする動き(蠕動運動:ぜんどううんどう)が
弱ることから便秘は起こります。
腸が下垂気味だったり、お腹の筋肉が弱っていたりすると、
それだけで腸の動きが弱まります。
男性より女性に便秘が多いのも筋肉の強さと関係しています。
また、神経性の便秘はストレスから腸が緊張しすぎて、
便の通過が妨げられています。

お腹の筋肉にテープを貼ると、下垂気味の腸や弱っているお腹の筋肉を
正常な状態に戻し、腹部の圧迫感を和らげます。

※音声による説明はありません。
〔テープの貼り方〕
幅5cm×長さ30cmのテープを2枚用意します。
①1枚目のテープの裏紙を端から1~2cmはがし、恥骨から右の肋骨に
 向かうように角度を合わせて、恥骨に貼ります。
②テープの裏紙を全部はがし、体を左に倒してから右に捻り、
 お腹を膨らましてから右の肋骨に向かって貼ります。
③2枚目のテープも1枚目と同様に貼ります。

便秘薬を服用している人は多いと思いますが、薬の作用によって腸を
無理やり動かすので、一時的に効果があっても、服用を続けているうちに
薬を飲まないと自力では腸が動かせなくなるので、あまりおすすめできません。

テーピングと併せて生活習慣の見直しやストレスの解消、
水分や食物繊維の摂取などを積極的に行なってください。

 

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・「キネシオテーピングの作用
・「テープの持ち方と切り方