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首の後ろ側の痛みは、電車などで座ったまま頭を前に傾けて寝てしまったり、
スポーツや格闘技、交通事故や転倒などで首を前方に無理矢理曲げられた時に
首の後ろ側の筋肉や靭帯(じんたい)が伸ばされて起こることが多く、
首を動かすと痛み、とくに上を向いた時に悪化します。

ひどい場合は骨折やヒビの可能性もあるので、すぐに病院(整形外科)に
行くべきですが、軽度であったり、すぐに病院に行けない時の
応急処置として、アイシングの後にこのテーピングを行なうと、
伸ばされて痛めた首の後ろ側の筋肉や靭帯の早期回復と痛みの軽減に効果的です。

※音声による説明はありません。
〔テープの貼り方〕
Y字テープ・・・幅5cm×長さ15cmのテープを3cm残して
 二股に切ります。
※テープは引っぱらずに貼ります。
①Y字型テープの裏紙を二股に分かれた所で切り、
 切込みのない方をはがします。
②首を前に曲げて、テープの端を髪の生え際のすぐ下に、
 二股に分かれた所を首の骨のでっぱりにあわせて、
 しっかりと貼り付けます。
③Y字の左側の端を右手で持ち、首を前に曲げて、右に倒し、
 顔を右に向けてから左の肩甲骨の内側の角に向けて貼ります。
④Y字の右側の端を左手で持ち、首を前に曲げて、左に倒し、
 顔を左に向けてから右の肩甲骨の内側の角に向けて貼ります。

 

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