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膀胱炎(ぼうこうえん)のほとんどが、膀胱の粘膜に細菌が感染し、
炎症が起こることで発症します。
細菌の感染は、細菌が尿道から膀胱に侵入してくることで起こります。
女性は男性に比べて尿道が短く、直線的であり、また尿道口が肛門に近い
ということが、女性に膀胱炎が多い理由のようです。
膀胱には、感染を防御する力が備わっていますが、精神的ストレスや冷え、
疲労などにより、抵抗力が落ちると感染しやすくなります。
また、トイレを我慢すると膀胱に細菌を繁殖させるので、
膀胱炎を起こす原因になります。

膀胱炎の症状は、トイレが異常に近くなる(頻尿)、排尿時・排尿後の痛み、
排尿後も尿が残っているようでスッキリしない(残尿感)感じがあったり、
時には血が混ざったりすることもあります。

膀胱の上にテープを貼ると、粘膜の炎症を鎮め、排尿時の痛みを和らげるのに
効果的です。

※音声による説明はありません。
〔テープの貼り方〕
幅5cm×長さ15cmのテープを1枚用意します。
①テープの裏紙を真ん中で切り、両端に向かって開くようにはがします。
②お腹を大きく膨らませて、テープの中心を恥骨(ちこつ)に合わせて、
 少し引っ張りながら横一文字に貼ります。

膀胱炎の人は、排尿時の痛みがつらいので、つい水分摂取を控えがちになります。
しかし、実際は尿がたくさん膀胱にたまるほど痛みは和らぎ、水分を控えるほど
痛みは強くなります。
細菌を洗い流すためにも、水分を多めに摂り、尿を作ってどんどん排尿すること
が大切です。
このテーピングをしながら、水を一日に1.5L位は補給するようにしましょう。
そして、炎症を悪化させるアルコールや刺激物(辛いもの)をとらないようにして、
細菌感染の原因となる性行為も控えるようにしましょう。
そして、下半身が冷えると悪化しますので、とくに下腹部を温めるように
してください。

 

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・「キネシオテーピングの作用
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