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下痢(げり)は、腸の粘膜(ねんまく)が炎症を起こしている状態です。
細菌感染や食中毒によるものもありますが、最も多いのは、
飲み過ぎや食べ過ぎ、冷えや神経性によるものです。
下痢は、身体にとって有害なものや不要なものを体外に
排出しようとして起こっていると考えられるので、
薬で無理矢理止めてしまわずに、ある程度様子をみた方が
いいと思います。
下腹部にテープを貼ると、腸の粘膜の炎症を鎮め、
腸の働きを正常に戻すのに効果的です。
※音声による説明はありません。
〔テープの貼り方〕
幅5cm×長さ15cmのテープを1枚用意します。
①テープの裏紙を真ん中で切り、両端に向かって開くようにはがします。
②お腹を大きく膨らませて、テープの中心をおへそと恥骨(ちこつ)の中間
(おへそから5cm位下の位置)に合わせて、少し引っ張りながら
横一文字に貼ります。
下痢になると体内の水分が減るので、脱水を防ぐためにも水分補給を
こまめに行なってください。
水分補給には、糖類が多く含まれるスポーツドリンクなどの
清涼飲料水ではなく、常温の水やお茶か白湯(さゆ)、
とくにミネラルウォーターがいいと思います。
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・「キネシオテーピングの作用」
・「テープの持ち方と切り方」