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以下の図はクリックすると拡大します。
↑左:外下方から見た長腓骨筋(赤)と短腓骨筋(黄)
右:外側から見た短腓骨筋
〔付着部〕どこにあるの?
すねの外側を被い、長腓骨筋と短腓骨筋に分けられます。
長腓骨筋は短腓骨筋の外側を被い、足裏を横切って土踏まずに付きますが、
短腓骨筋は足の小指の骨に付きます。
〔働き〕どんな時に使うの?
・足を外反させる(例:アイススケート、スキー など)だけでなく、
立っている時に足を支えます。
・足首を伸ばす動作に関与します。(例:歩く、走る、ジャンプする など)
・起伏のある地面を歩く時に地面の形に適応して足を安定させます。
・足の横アーチと内側縦アーチ(土踏まず)を支えます。(※長腓骨筋のみ)
〔キネシオテーピング〕
※写真を見て、見よう見まねで貼ったテープと正しい貼り方で貼ったテープとでは、
驚くほど効果が違います。
(適応症)
・足首の痛み
・腓骨筋炎
・捻挫(ねんざ)グセ
・偏平足
・外反拇趾(がいはんぼし)
・足の裏の痛み
・下垂足(※足首を曲げたり、つま先が反れない)
・すねの前側~足の甲の痺れ(しびれ)
・ランナーズニー(腸脛靭帯炎:ちょうけいじんたいえん)
・仙腸関節(せんちょうかんせつ)の問題(関節炎、捻挫) など
〔原因〕腓骨筋に問題を起こすのは…
・怪我(骨折、打撲 など)
・内反捻挫(ないはんねんざ)
・長期間のギプス固定
・運動による使い過ぎ
・ストレッチのし過ぎ
・長時間椅子に足を組んで座る
・きつめのストッキングやソックスによる締め付け
・腰の骨(腰椎:ようつい)の歪み
・骨盤の歪み
・梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
・椎間孔狭窄症(ついかんこうきょうさくしょう)
・腰椎椎間板(ついかんばん)ヘルニア
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)の問題(弱化、過緊張)
・大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)の問題(弱化、過緊張) など
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